おなまえ Eメール タイトル メッセージ > 「儀式後に客が死亡」 神世界トップ初公判 > (2011年12月07日 朝日新聞) > > > 神世界の前身・千手観音教会は観音会と名 > 前を変えていた=8月9日、山梨県甲斐市 > > 有限会社「神世界」(山梨県甲斐市)グループの霊感商法事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の罪に問われたグループトップの斉藤亨被告(54)。6日に横浜地裁であった初公判で検察側は、病気治療の儀式の最中に客が意識不明となり、その後に死亡したことや、被告が傘下の会社に売り上げを競わせていたことなどを次々に指摘した。 > > 午後1時半、斉藤被告は上下黒のスーツ姿で法廷に現れた。検察官が起訴状を読み上げた後、認否を問われると「間違いありません」と述べ、こう続けた。「でも、私たちの宗教活動が全て詐欺だったというわけではありません」。朝山芳史裁判長から詐欺の認識を尋ねられ、「認識はしていませんでした」と答えた。 > > その後の冒頭陳述で、検察側は組織の実態を次々に指摘。それによると……。 > > 斉藤被告はグループ内の最高責任者で、自分の一存で意思決定していた。また、「より多くの金と人を集めることが経営者の必達すべき至上の目的」とグループの幹部らが集う会議などで指示。売り上げが低いグループ会社には「他の会社に吸収させる」などと告げて競争をあおっていた。 > > 斉藤被告はさらに、グループ内の教典とされる「神書」を執筆。グループ会社のスタッフらが行う病気治療の「御霊光」について、「現代医学で不治、あるいは原因不明と判断された重病難病を次々と治すことが可能」と記していた。 > > しかし、「神世界」の前身の宗教団体「千手観音教会」(現・観音会)では1998年、御霊光の最中にグループ幹部の乳児が心肺停止になり、重い後遺症が残った。96年ごろから同会に通っていた糖尿病の客は「薬は毒。使い続ければ命が危険」との神書の記載を信じて治療を中断。2000年2月、御霊光の最中に意識不明となり、その日のうちに死亡したという。 > > 公判後、主任検察官の大久保仁規検事は「千手観音教会でも斉藤被告が事実上トップだった。そのときにこれだけのことが起こっていながら、思いとどまるどころか会社を立ち上げて拡大していった。悪質さを訴えたかった」と話した。 > > (柄谷雅紀) > > > ■組織的詐欺を元経営者認める > > この日は事件の舞台となったとされるグループ会社の元経営者吉田(旧姓杉本)明枝被告(48)の公判も横浜地裁(朝山芳史裁判長)であった。組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)罪への認否を問われ、吉田被告は「認めます」とした上で、「詐欺目的のために宗教活動をしていたわけではありません」と述べた。 > > http://mytown.asahi.com/kanagawa/news.php?k_id=15000001112070005 > > ------------------------------------------------------- > > ●神世界霊感商法:グループトップの斉藤被告、起訴内容認める−−初公判 /神奈川 > (毎日新聞 2011年12月7日 地方版) > > ◇否認から一転 > > 有限会社「神(しん)世界」(山梨県甲斐市)グループの霊感商法事件で、組織犯罪処罰法違反(組織的詐欺)の罪に問われたグループトップの斉藤亨被告(54)は6日、横浜地裁(朝山芳史裁判長)の初公判で起訴内容を認めた。逮捕直後は「身に覚えがない」と否認したとされるが法廷では争わない姿勢を示した。この日は他のメンバーも公判で一転して起訴内容を認め、グループを巡る裁判は早期結審も予想される展開となった。【山田麻未、山下俊輔】 > > 斉藤被告は「事実は間違いありません。でも、私たちの宗教活動が全て詐欺だったわけではありません」と語った。 > > 検察側は冒頭陳述で「傘下団体幹部らの詐欺行為はグループの活動として行われ、意志決定は被告の一存で行われていた」と指摘。「より多くの金と人を集めることが経営者らの至上の目的とされていた」と非難した。 > > 起訴状によると、斉藤被告は04〜06年、東京都内の傘下のサロン経営者らに指示し、祈願代名目などで顧客5人から計1340万円をだまし取ったとしている。 > > 起訴内容を認めたことについて、弁護人は閉廷後、記者団に「変遷については被告人質問で分かるでしょう」と述べるにとどめた。 > > 同罪に問われた元サロン経営者、吉田(旧姓・杉本)明枝被告(48)の公判も同日、同地裁であり、吉田被告も起訴内容を認めた。 > > 刑法の詐欺罪から組織犯罪処罰法違反に訴因変更されたことを受け、改めて認否を問われ、吉田被告は「事実は認めますが、詐欺をする目的で宗教活動をしていたわけではないです」と語った。7月の初公判では「神様の声を伝えたに過ぎません」と無罪を主張していた。弁護人は閉廷後、「(吉田被告は)反省しており、起訴内容を認めることにした」と話した。 参照先 パスワード (英数字で8文字以内) クッキー情報保存 画像認証 (右画像の数字を入力)
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