神世界ガラクタ博物館 展示室04






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神世界では、世界救世教教祖・岡田茂吉が描いた千手観音図を、「神世界教主が描いた」と偽って、神世界の御神体にしている。にせ物のご神体は、色々な形態のグッズとして会員らに販売されてきたが、このゴールドカードと呼ばれるものは、”金色”メッキされた名刺サイズのもので、1万円程度で売りつけられていた。
観音図の盗作についての詳細は、「武装解除された千手観音」や、「盗作」を参照のこと。







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このカラーの千手観音図は、大きさが名刺サイズの物で、カード下部に書かれている団体名は(有)神世界になっている物や、この写真のように、各地の拠点名が書かれているものなど、数種類ある。中には下部を切り取ったり、団体名の上に白い紙を貼り付けて名称を隠している物も存在する。
原画はもちろん、世界救世教教祖・岡田茂吉が描いた千手観音図であるが、このように着色する許可を、著作権者から得ている訳では全くない。
この名刺サイズのカードは500円で売られていたり、「許可証拝受」の時に無料でつけられていた場合がある。







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この千手観音図は、はがきサイズのもの。神世界ではこれを、「御姿」と言っていた。価格は人によって違うが、概ね2万円程度だったようだ。







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この千手観音図は、ほぼA4サイズのもの。額に入ったこの観音図は、「主閣殿御額」と呼ばれており、価格は10万円だった。







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この額に入った千手観音図は、「限定御額」と呼ばれる物で、びびっとでは3万円程度だった。







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神世界新聞の第5号までに、「御神体」として掲載されていた千手観音図。他の千手観音図は、いわゆる「武器を持たない千手観音」に改ざんされているが、新聞に掲載した千手観音図は岡田茂吉が描いたオリジナルに近い状態の図になっている。しかし、「教主が全霊を込めて描いた」と詐称していた。






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