観音様の信仰

(下記文章は、掲示板への投稿を編集したものです)

私が投稿した理由
 私は20数年前T京支部で入信して今はある拠点に所属する(避難している?)一信者です。
 秀明会の批判が多いサイトに投稿するのは現役信者としては勇気がいることです。
 私がここに投稿したのは信者側の反論をする為にこちらのサイトに投稿した訳ではなく、自分の所属している宗教団体が実際に抱えている問題の内容が明主様信仰とは正反対のあり方になっている事実を知って頂きたいからです。
 秀明会の強引な布教活動、やくざまがいの集金システムで精神的金銭的被害にあった人たちへの謝罪、お金の問題等、多くの秀明会の行き過ぎた活動で心に傷を負い、今も涙を流している人がいる現実を知って頂きたいからです。
 人を傷つけて、傷ついた人を見ない振りして何が信仰なのでしょうか。観音様を口にする資格はありません。fujiyaさんに批判されて当然だと思います。
 私は秀明会信者なので教団に対する批判、指摘は受けなければなりません。知らないでは済ません。知る為に動かないといけないのです。私は知らん顔できません。
 しかし、信仰に心の安らぎを求めたいのに、このことに時間を費やすのは悲しいです。
 こちらのサイトは秀明会本部もチェックしているはずですから、どの程度までお話できるか分かりませんが、秀明会の中でも自浄作用が残っていることを信じて頂きたいのです。

秀明会の体質
 信慈秀明会は人の幸せを祈る会。観音様の信仰です。そう言われて心を開いて入信された方が多いと思います。私は「観音様のお道です」と熱心に勧誘されて入信しました。私は人間は誰でも胸の奥に観音様の心があると信じています。だからどんな人でも心を開いて話し合えば理解し合えると思っています。
 私がここに投稿したのは、秀明会が本当に「人の幸せを祈る会」になって欲しいという気持ちから自然体で、当たり前のことをしようとしているだけです。
 しかし、秀明会の特に古い信者さんは私の話にまったく耳を貸そうとしません。ある人は馬鹿にした態度で、「あんたはまったくおかしい」といいました。
 秀勉でも講師さんと長い時間話し合いましたが、秀明会は「和解」を求める気持ちがないので問題解決は現状では難しいと感じました。
 でも秀明会の中でも東京支部の間違いを批判されている役職の方もいるそうです(6月の秀勉で知りました)。
 「退会は何時でもできる。留まって秀明会を良くして正しい明主様信仰をしよう」と訴えている方もいます(この間インターネットで知りました)。
 自分と同じような考えの人がいるのか。だったら少数でも糾弾されても退会してくれと言われるまで自分の考えを話そうと今思っています。私は自分のできることを地道にしていこうと思います。

 上の人の言われる通りにしないとご守護がないとよく言われた方も多いと思いますが、信慈から本当に神慈の秀明会になってほしいと思います。
 私はその思いでこれまでやってきました。自分で納得できないことは教師のいうことをきかずに、自分で正しいと思えることしかやりませんでした。(今も変わりません)昨年ある出来事から秀明会がおかしいと感じるようになり、いろいろと情報を収集したり、信用できる仲間と話しをするうちに、秀明会の実態がわかりました(すべてとはいえませんが)。

 正直、もう秀明会なんてどうでもいい、ほんとの観音様じゃないと思う時もあります。
 自分の心にいる観音様(良心、善性と解釈されても良いです)に正直に生きていけば何の迷いもないです。良い一生だったと、最後の時に素直に思えるはずです。

 「苦を見て悲を起こすは観音の用心、危うきを視て身を忘るるは仁人の務むる所なり。」(空海)
 (人の苦しみを見て慈悲の心を起こすのは観世音菩薩の慈悲心であり、他人の身の危険なのを見て、自分の身の危険も忘れてそれを救おうとするのは慈悲心の深い人の務めとするところである)〜「命のことば」瀬戸内寂聴さんより引用〜


 この状況にいて観音様だったらどうされるだろうと思います。

 私は秀明会は嫌いですが、明主様は好きです。ご守護、奇跡も沢山頂いています(信じてはもらえないかもしれませんが)。
 私は明主様が好きですが、観音様=明主様であるということに心のゆらぎがあったりもします。観音様からのご守護だとすぐ思える自分と、秀明会の教えを受け、イコール明主様なのか、感謝しないとなあ〜・・・・。「明主様ありがとうございます」と受け入れる自分もいます。しかしその反面、「こんなこと観音様がするわけない」と感じる自分も同居しています。

 秀明会の末端の信者さんの大半は本当に世の中の為を思って活動している人たちです。 その方たちに秀明会の上層部の実態を理解してもらうには時間がかかると思います。末端の信者さんが秀明会の実態を知れば、精神的なショック、絶望感など、自殺する人もでるかも知れません。このことも考えた上で信慈秀明会が起こしてしまった間違いを正していかなければいけないと思います。
 確かにH本やI田を追放できたとしても、それで終わりではありません。いろいろな問題があります。
 秀明会の強引な布教活動、やくざまがいの集金システムで精神的金銭的被害にあった人たちへの謝罪、お金の問題。秀明会信者に対しての教団の対応、真実を話し、今後どうしていくのか。大変です。
 旧保守派(H本派)の力がまだあり、危険な情報も入っているので私が誰か知られるわけには行きませんので私の素性を明らかにすることはできません。これから‘ギルド狩り‘が行われるかもしれませんので慎重にいこうと思います。以前にT京支部で過激な行動がありましたので、夜の外出や寝るときは気をつけます。

観音様の心
 明主様だけ観音様ではなく、私もあなたも観音様です。かなり極論になりますが。私はこれから会の中でこう発言します。
 私が秀明会の中でこんな発言をするとえらいことになりそうですが、本当に明主様が観音様なら良い結果が出るはずです。「ギルドはとうとう錯乱した」となるか、私の本当の観音様への思い、心の奥を感じ、くみ取ってくれるかで秀明会の器がわかります(以前のクレイジー騒動のような扱い方はされないと思いますが・・・)。

 会の本部の皆さん、拠点の皆さん、役職の皆さん、そして会長先生、これまでの、カルト信者の私とこちらのサイトの皆さんのやりとりをどう思われましたか。声を挙げてください。
 すべては会長先生の判断次第です。ここから神慈秀明会が生まれ変わるか、現状のままか、英断を期待します。
 私は初めから秀明会に奇跡を求めていません。
 人は死亡率100%です(綾小路きみまろさんが言ってました)。不老不死の願いに近くなりそうで、人の心を迷わす奇跡は要らないです。すべて受け入れたいです(奇跡で命を救われた方にはひどい言葉です。奇跡で常識を失ってしまう危険を言いたいのです)。

 観音様の奇跡と秀明会の奇跡は異なる次元です。カルトが無理に結ぼうとしてもほどけてしまいます。仏様だからホドカレルのだと思います。
 仏滅の世が来ても、人々の心の中から観音様は決して消えないと思います。
 明主様はどうおもわれますか?

神慈秀明会への思い
 こちらの掲示板でGENKIさんという方が退会の決意表明をされました。
 多くの秀明会の人たちもこの掲示板を見ている筈なのに秀明会側からは何の反応もありません。
 一人の信者が退会を決意表明しても無反応なのはさすがです。日本のカルトの王様です。秀明会信者は誰もなにも感じないのですか。なぜなにも言わないのですか。

 会長先生。クレストンなんてくそったれです。末端の信者の幸せを最優先に考えてください。

 私はもう少しやることが残っているので秀明会に残り、秀明会が観音の心を取り戻せるように前を向いて進みたいと思います。

(2005年6月投稿)


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