献金できんなんて人間じゃない!

(下記文章は、掲示板に投稿されたものです)

自分も10年前は信者でした。
 最近インターネットを始めて、「神慈秀明会」を検索していてこのサイトを見つけました。
 僕も以前は京都支部の青年部に属して、カレッジにも入っていました。父はまだ信者です。父が先に入信していたため、自分も中学生の時に秀明に入れられました。
 秀明会の献金と未信者勧誘の強要は以前から知っていましたが、インターネットでいろいろな秀明会のサイトを見るまでは、ここまでひどいとは思っていませんでした。
 僕は現在お光を家のお光掛けに掛けたまま、もう10年以上放置してあり、10年以上秀明会とは連絡を取っていません。自分が秀明会から離れる理由も、やはり桃の実献金の強要でした。
 10年前会社の車に乗っていて事故に会い、自分は助かりましたが同僚が脊髄損傷で車椅子の状態になりました。そこで僕は秀明会に同僚を助けて欲しいと相談に行きました。けれど、その時支部で担当ルビーに言われたのは、「事故で助かったのは神様のおかげだから桃の実献金をしろ」と言う事でした。
 僕は当時、免許を取りに教習所へ行っていて貯金もあり、車を買う予定でした。
 今から思えば、この事故の前に担当ルビーに自慢げに、「今度、車を買う」と言ったのがいけなかったのかも・・・。
 「桃の実献金をしろ」と言われても、僕は車を買うために貯めていた金だから献金したくない。自ら献金しようと思わないのに、無理に感謝して献金できないと反発しました。
 けれどそこで引き下がるような青年ルビーではありません。彼らは完全に洗脳されていました。彼らは、「そんな! 命頂いて献金出来んなんて、人間じゃ無いわ! 人間の形をした動物や! 100万でもまだ安いくらいや!」と言われました。
 これはいけないと思い、僕は当時勤めていた会社の社長の所に相談に行きました。
 すると社長は、「お前、もうそんな宗教やめとけ。(秀明信者の)おやじがなんと言おうと、もうお前は20歳越してるんやから何でも親の言うとおりする必要はないし、万一の時は法的手段を取ったら大丈夫や。お前車欲しいんやろ、それに、わしらはお前にそんな宗教に献金させるために給料やってるんじゃ無い。何かあったら、またわしの所へ言いに来い。弁護士さんに相談に行ったるわ・・・」。
 僕はそれから、もう支部には一切行かなくなりました。そして無事免許を取り、車を買いました。担当ルビーから、「そんなんで車買っても、絶対事故するで!」と言われましたが、僕は車に乗って10年以上経ち、車も買い換えて2台目だけど、1回も事故を起こしていません。「絶対事故するで!」なんて、僕に車を買わさずに献金させるための脅しです。
 それならばなぜ会主や会長は、信者達から集めた金で運転手付きのベンツに乗ってるんですか。自分だけいい車に乗って、信者が車を買ってはいけないのはおかしいです。

 それから何回か青年部の連中が家に来ましたが、その度に追い返し、「これ以上しつこい様なら社長に頼んで弁護士さんに相談してもらう!」と言ったら、そのうちあきらめて来なくなりました。
 父もあきらめて、「秀明に行け」とは言わなくなりました。
 僕は現在違う宗教に入ってますが、そこは会費月1200円とご神行に参加するのに3000円程度で済み、秀明会のような強制は一切なく、信者の事をちゃんと考えてくれてる所です。
 強制したり、お金を取ったりするとかえって嫌気がさして、ご神行にも行きたく無くなるし、無意味と言うのがこの新しい教団の教えです。秀明会から来た信者さんもたくさんいます。この新しい教団での講師の先生が、講義の中で秀明会の事をこう言ってました。
 「信者から巻き上げた230億円で美術館なんか建てたが、あんなもの美でもなんでも無いのですよ。230億円あったら困っている国に無料病院を何件建てることができますか」と言ってました。秀明会は人の幸せを祈ると言って多額の献金を要求する割りには、難民などへの募金は1円もしていません。

 最近、インターネットで秀明会関連のホームページを見てみたら、秀明会にいた時には気が付かなかった幹部達が信者から献金とかで取ったお金で贅沢な暮らしをしている事が分かりました。それと秀明会による献金の強要で借金で苦しんでる人がたくさんいる事も。
 会主が亡くなった事も父から聞きました。
 しかし、会主は死んでから良い所には行って無いでしょう。これだけ多くの人を借金献金で苦しめた人間が良い霊界に行けるなんて思えません。

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