秀明会の勧誘手口

(下記文章は、メールにて投稿されたものです)

こんにちは、初めまして。HP読ませていただきました。
 私は、現在35歳(もうすぐ36)の男で 大学の頃ダマされて神慈秀明会に入会さられました。その際の秀明会の勧誘手口等を書きます。もちろん被害談としてHP掲載もOKです。
 文中の用語は記憶によるモノで、実際の用語とは異なる場合があるかも知れませんが、それ程まともに説明を受けていないという事です。

 街中で女性に声をかけられ「浄霊をさせて下さい」と頼んできたので、怪しげな団体である事は察しがついていたが
相手が女性だったら手荒な事はして来ないだろうと思い、浄霊を受ける事を了承
了承すると、いきなり道路脇に隠れていたカマキリ状の気持ち悪い男(以下カマキリ)が飛び出して来て浄霊を強行
浄霊後カマキリは引っ込み、最初の女性が出てきて超能力のサークルであるかの様な言い回しで説明を開始
「君と一緒くらい年齢の子もいっぱいおる」「一緒に奇跡を試そう」「色んな話聞かせてもらえんねん」「色んな奇跡が体験できるねん」・・・等と言われ、支部へ行く事を進められました
支部に行く事を了承すると、何と支部に付いてきたのは最初の女性ではなくカマキリの方でした
(つまり、この女性は「撒き得」だったのだ)

余談だが、過去に付き合っていた女性に秀明会の事を説明すると
街で浄霊の声をかけるアルバイトをしていたという(もちろん彼女は秀明会の信者などではない)
他にもクチ下手なブサイク信者が浄霊数を稼ぐ為、「声かけ要員」を雇うというパターンは
存在したのだろうか?

支部に向かう途中、カマキリに会の内容について聞くと、ハッキリ「これは宗教ではない」
と説明し、私の「今日は何をするのか」の問いに対し「1000円払ったらありがたい話を聞かせてくれるんや」としか教えてもらえず、何を聞いてもニヤニヤ笑いながら、「とにかくありがたい話や」としか教えてもらえませんでした。

当然「特定の宗教団体の講話」「話を聞く事が入信に通じる資格」「話は前編/後編セット(後日教修第2講もある)」「前編/後編セットどころか滋賀での3講もある」・・・・などとは知るよしもありませんでした(説明は一切なし)。

支部に入る際も正門から入らず、わざわざ駐車場の入り口から出入りする事を指示された
正門には教団名が書いてあるから、ソレを見せない為の措置だろう



支部に着き、教習第一講を聞き終わった後も、当初の「宗教じゃない」という言葉を信じ、超能力のサークルだと思っていました(この第一講のみだと精神社会の話とも受け取れなくもない)。
 「第一講」のあと「第2講」も勧められた訳ですが、この際も「教修第2講」、「特定の宗教団体の講話」、「話を聞く事が入信に通じる資格」といった説明は無く、まだ「神慈秀明会」という言葉も出ていない。

 「こうやってココに来たのもアンタの意志じゃなく先祖のお導きがあったからや」
「こうやって話(第一講)聞けたのも先祖がそうさせたんや」
「ここへ来たくても来られへん人かっておるんや」
「ここへ来て話(第一講)聞いた時点でアンタの魂の位置は高い位置に上がった 話の後半(第2講)を聞いたら魂の位置は落ちない位の位置に上がるんや」
「この次の第2講を聞いたら幸せになれるし運もツクようになるんや」
「せっかく第一講聞いたのに第2講聞かんかったら第一講聞いた効果がパーになる」
と、やたら先祖先祖と言われ、第2講を聞く事を了承してしまった
(了承した理由に第一講を聞くのに1000円払ったので、貧乏学生の俺にはその1000円をムダにしたくなかった)。

 当初から話が2回にまたがる(実際は2回どころではない)・・・、といった面倒な物だと知っていれば最初から話は聞かなかったが・・・。
 

後日、「第2講」を聞き、その後入信願書を付きつけられたが(願書は「入会願書」ではなく「入信願書」だったが、当初「宗教じゃない」と言われていたので節税の為に宗教法人化しているサークル団体だと思っていた)。
 
またも「先祖が呼んでいる」、「ココに来れたのは先祖のお導き」などと先祖を連発し
「ココ(入信願書)に名前を書けばそれで全て救われる」
「自由に浄霊が出来るようになる」
「超能力者になれる」
「今は魂の位置も落ちない位高い位置にある。(願書に)名前を書けばそれ以上は何も無い 簡単な事や」
「先祖の霊を救ってあげ〜や」
「色んな奇跡を体験しいや」
・・・・・・などと、あくまで入信願書に署名をすれば、それで魂の位置も落ちない位置に達し、浄霊を自由に使いこなせる超能力者になれる・・・、といった説明であった
(同時に浄霊で病気が治った、などという浄霊の効能も散々聞かされた)。
 とにかく願書に名前を書けばそれで全てが完了し、全て救われ、それで完成・・・といった内容の事を言われた。

また、この時点で「会員の資格」について聞いたところ
「みんなペンダントみたいな物を付けんねん それだけよ」
との返答があり、私がアクセサリーに興味があるソブリを見せると
今度は「おひかり」が高額の貴金属であるかのような説明に変わり
「3万円以上するんやから、それはそれは良いものよ」「凄く価値のある物やねん」
「光り輝いて見えるっていう人もおるよ」「今ペンダントやったら男の人でも付けてるでしょ」
「これ譲ってくれって言ってくる人もおるけど、普通の人では手に入いらへん物やねん」
「どこの宝石店に行っても売ってへん物よ」「コレ着けたら女の子にもてるよ」
「入会にはお金がいるけど、ペンダントを買ったと思ったらいいやん」
「(奇跡で)これ自体が熱くなったりするねん 不思議やろう」
などと、新たな騙し文句が登場

「おひかり」って会にとっては神聖なるアイテムのハズだが
それをアクセサリー扱いで説明していいの?



 この時点で教修第3講がある事も、その第3講はわざわざ滋賀まで行かないといけない事や
第3講を聞かないと浄霊が出来ない事や(じゃあなぜ入信後使えもしないおひかりを渡すのか?)
実際のおひかりの形状(前述のとおり「ペンダントみたいな物を付ける」とは聞いたが・・・どこがペンダントやねん?)
おひかりに面倒な取り扱いの制約(お詫び)がある事や
おひかりの中身はただの光りと書いた紙が入っている事や(しかも「おひかり」の中身の文字もステップアップしていく事も)
以降の参拝、献金、各行事/活動への参加を強いられる・・・といった説明は一切ありませんでした。

(話は元に戻り)とにかくココに名前を書けば全て完了する・・・、全てが救われる・・・・、先祖の霊も救われる・・・・、顔つきも変わる・・・・・・・貴重なペンダントが手に入る・・・・・・等の言葉に騙され、願書に署名をしてしまいました。

また、署名をした理由として、前述のカマキリからの電話攻撃でうんざりしており
(「宗教じゃない」と聞いていたので電話番号を教えてしまった 番号を教える際に「電話は掛けない」と約束させたが。)
「入会すればそれで終わり」の言葉を信じて、入会すれば電話攻撃は止まると思っていた

 入信願書に署名後、おひかりの授与式で、当初「ペンダントのような物」と説明を受けていた物体と初対面・・・・・・。
 「なんじゃコリャ!!!」
 授与式の後、おひかりの説明
 「何、その面倒な制約事 ナゼ先に言わない?」
 「第3講を聞かないと浄霊できないだと?サギじゃあねえか?」
 「しかも第3講は滋賀だとお? ふざけるな!」
 とにかく入会後に初めて説明される事ばかりで、「 聞 い て な い よ !」の連続。

 一週間後の滋賀行き(第3講)(思いっきり平日)を言い渡されたが
当然学生だったので(平日は授業があるので)断ると(当たり前だ)
先生と呼ばれている人物(支部長? 思いっきりヤクザ風)から「アンタは損したで〜〜」などと言われた。


入信(願書に署名)しただけで全てが救われ、全てそこで完了、と署名前は説明を受けていたのに・・・。その数分後に「損」だと?
 ワケが判りません。

 とにかく願書に署名前は「署名すれば全てが救われる」という「お手軽感」をにおわせ
署名をさせるだけさせて、署名後にその後の全ての面倒な制約事を言い渡すというなど
サギ行為以外の何物でもありません。

 これ以降についても、後日また書きます

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