献金は2,000万円位

(下記文章は、anti_cult掲示板に掲載されたものです)

 平成元年に当時26歳で神慈秀明会に入信し、約10年間活動してまいりました。
 お導きが進まなかったため、肩身の狭い思いをすることが多かったのですが、末端の信者さんとの関係がよく、一時期はカウンセラー(中高生信者の学習の手助け役、支部内で信者の子供相手に塾の講師をしていると考えて頂ければよいかと思います)の全国の代表者として活動していたこともあります。
 その頃より矛盾を感じてはいたのですが、「病貧争絶無」の「地上天国建設」という目標を信じる気持ちの方がつよく、活動を続けました。職を離れることはありませんでしたが、それ以外のことは全て上から言われるままに従っていました。
 入信後初めての夏季布教中に、両腕に銀粉が吹き出るという奇跡が起きました。これは本当です。その後、弟も私の勧めで入信し、自己放棄し二年間の本部奉仕に上がりました。弟の導いた人は筋ジストロフィーだったのですが、入信後に回復しました。しかし兄弟の経済負担は大きく、二人合わせたら約10年で2000万円位になるのではと思います。

 しかし、新体制に移行した頃より、徐々に活動から遠のき、今ではまったく参拝をしていません。弟も同様です。予てより上層部に関する悪い噂を聞いていましたが、今回このサイトを見つけて、数年来の疑問が解け始めたような気がします。

 私事ですが、今年の夏に結婚することが決まりました。引越しを機会に、ご神体、観音様、聖教書、秀明紙等全てを処分したいと思いますが、どうすれば良いかご存知ではないでしょうか。前述したように、一時は本気で信じていましたし、信者間では仲良くしていただきましたので、完璧な棄教ができているわけではありませんので、ゴミの日に出したりは心情的にしにくいと感じています。都会に住んでいるため、焼却のできそうな広い場所に持っていくこともできません。
掲示板の趣旨に合っていなかったら申し訳ありません。

(上記の投稿に対するfujiyaからの返信)
○○さん、こんにちは。
 そうですか、神慈秀明会をやめる決心をされたとのことで、本当に良かったと思います。
 私の所には、掲示板には書き込むことができないけれど、やめようかどうしようか迷っているという現役信者さんからたくさんのメールが届いています。○○さんの書き込みを見て、そうした方達も勇気がわいてくると思います。

 脱会を決意された方が悩むのは、やはりお光りなどの処分方法です。いくら気持ちが離れてきたとは言っても、長年信じてきた「象徴」をゴミのように処分することは抵抗感があってできない方が多いようです。
 ○○さんが住んでおられる近くの神社に行って相談されたらいいと思います。神社では、「お炊きあげ」といって、古くなったお守りやお札等を神事に従って処分してくれるところがあります。お寺でも、同様のことが可能なところがあります。

 今年の夏にはご結婚されるとのことで、本当におめでとうございます。
 どうか、神慈秀明会ときっぱり決別され、奥様になられる方と二人で素敵な人生を築いて頂きたいと思います。

 同じように神慈秀明会の問題で悩んでいる方がたくさんおられますので、この掲示板でも、メールでも結構ですので、またご意見などをぜひお寄せ下さい。

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