まだ信者ですが

(下記内容は、anti_cult掲示板に掲載されたものです)

 みなさんはじめまして。
 まだ会に所属しているものですが、色々なHPを見て、マイコンからようやく解き放たれつつあります。
 全てのページを拝見したわけではありませんが、全面的に否定されるのではなく、会にもいいところもあると冷静に判断下さるfujiyaさんの人間性に安心し、書き込みさせてもらおうと思いました。
 ずーっとそれこそ「唯一絶対」に「正しい」と伝え続けられる金太郎飴の中で、自分もいつしか金太郎になってしまい、公式以外のHPを見た時のショックはどう表現していいのかわからないほどです。これから何を支えにしていいのかわからず、長い間、迷い、苦しみました。今迄金太郎の中で知らされてきた内容とのギャップの違いに一人、混乱してしまい、一時は仕事も何も手につかなくなりました。
 私は何の役職にもついていないそれこそただの一般信者なので、この会の創立者と勿論会話する機会などなく、「素晴らしい方」との情報しか得られなかったので、被害ネットワークのように具体的に批判する方法もありません。
 それが洗脳されている証拠と言われるかもしれませんが、クレーム通りに悪い面があったにせよ、同じ人間として尊敬すべき面もあってほしいというのが、今の私の素直な願いです。
 しかし、他のHPでも記述されているように、一字一句間違いなく毎日30分以上読むように叩き込まれてきた教典が(恐らく教団の運営のために)意図的に改竄されていたという事実に、一挙にヒートダウンしてしまいました。教祖は偏らないことを大切な教義の一つに上げ、不満足も社会の向上のために必要と説いています。あの旧体制の強制勧誘を信者に強制するにあたり、イヤだとか無理だとか言おうものならどの資格者も「不平不満愚痴はダメ!」と一喝のもとに信者の口を塞ぎ、「お救い」に駆り立てました。新体制と呼ばれている今でも、バカ高い割に品質の劣る(特に鮮度)野菜や食品に疑問を投げても返ってくるのは同じ言葉です。
 上から言われる事と違う事を言えば、それだけでヘンな目で見られてしまいます。過ちや、疑問点を解決してくれればより満足できるのに、なぜそのように思うのか共に考え、解決しようという姿勢は見られないように思います。とにかく言われたことは「よい!」と思い込んでしまうようです。これだけインターネットで個人的に情報が得られる環境にありながら、会に批判的なHPなら恐らくほとんどの人は見ないでしょう。
 2000編以上ある教祖の論文の中からたった100編しか知らされず、しかも改竄されている部分もあるのは何故か?と問いかけた時の答えはこうでした。創始者が必要ないから、と言ったと。
 岡田茂吉を教祖と仰ぐ団体は何十とあります。その中で唯一絶対の直結の信仰をしている団体だと謳いながら、実質的には教祖ではなく、会の創始者を仰いでいるのです。教祖の教えを正しく伝える団体ではありません。fujiyaさん始め、みなさんがおっしゃるカルト性はそのズレから生じていると私は思います。
 国内にこれだけ多くの不幸や非難を巻き起こしておきながら、何の具体的な謝りもなく、「外国ではこのように・・・」と実態を知らない海外からの賛辞で誤魔化そうとしているように私は感じます。
 少し参拝から足が遠のけば「お許しがなくなった」急所をはずした浄霊が抜ければ「大変な浄化になる」天災地変で災難に会われた方は「審判が下った」、何故行きたくなくなるのかについての考慮はなく、不幸に会った人達の心情を到底察することのない冷徹なコメント。
 さらに、「やめた人は、信者でいる間はなんてお金を要求するところだろうと腹を立ててたけど、やめてからもっとお金が出て行くようになったって、言ってたわよ〜」という脅し?
 もう、沢山です。教祖の教えを曲げたところで何を言っても始まりません。
 一方的な情報の中で、嫌な思いも沢山してきました。また、特に家族には沢山の迷惑や心配をかけてきました。
 しかしその中でいい経験もありました。勝手な考えかもしれませんが全ては自分が今、ここにこうしてあるために必要なプロセスだったのだと解釈しています。これからは、まず岡田茂吉氏の理論について信じられるものかどうか冷静に研究(というと大層ですが)しながら、この会で得たいい経験は生かしなおかつ多いに反省し、自分の人生を大切にしたいと考えています。

(fujiyaからの返信に対する返答)
 fujiyaさん、仇敵の団体に属している一信者の乱文に対し、真摯な御返答を頂き、 心よりの感謝を申し上げます。正直、まだ混乱を引きずっている状態です。

 長年の間に知り合った人たちとの「情」もあり、自分一人が逃げてもいいのか?という念にも苛まれます。まわりの人たちにはHPを見て、自分で考えてみるように勧めてみるのですが、おっしゃる通りの状態で、なかなかそれも思うように進みません。
 執拗にではなく、根気よくまた間を見て続けてみるつもりです。
 いま団体内では(というより上からは)「常識」をメインに言われています。
 fujiyaさんのHPを初めて見たとき、ご警告の通りに気分が悪くなりました。
 しかし、常識を謳うならば、気分を害する声も冷静に受けとめようと決意しました。
 夜も眠れない混乱状態が続きました。
 でも、fujiyaさんはじめ、この団体から精神的被害を受けた方たちは、どれだけ嫌な思いをされてきたのでしょうか。また、私はどれだけ家族に劣等感や心配を与えてきたのでしょうか。

 あくまで私の希望的な観測ですが、いずれ近い将来、この団体は行き詰まる時が来ると思います。創始者も死去した今、創始者についてきた人たちのいくらかは離れて行くでしょうし、何よりも強制的な献金によって運営されていた団体ですから、資金に困ることが必ずでてくると思います。

 岡田茂吉を神と仰ぐかどうかは、自分で結論を出させて下さい。
 今さら何をバカな、とおっしゃるかもしれませんが、具体的な対象が定まらないまま、漠然とした「神」に向かい、どうかよりよい方向に進みますようにと祈らずにはおれませんでした。

 fujiyaさんはじめここを見ておられる皆さん、秀明会のおかしな点がありましたらご自分が書きやすいところで一杯批判して下さればいいと思います。
少しでも信者の目に触れる機会が増えればそれだけ自浄作用も働く事になると思います。
 また落ち着いたら書き込みしたく思います。皆さんの色んな意見を楽しみにしています。

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