家族が信者

(下記内容は、anti_cult掲示板に掲載されたものです)

初めまして。私は過去に両親に半強制的に入信させられ、その後脱会した者です。
 皆さんの書き込み見て少し感動してます。実は私も同じ様な事考えていたのですが、こちらの様な偏見無く物事を考える事のできる方々になかなか出会えなかったものでして。
 確かに皆さんがおっしゃる通り、秀明会や先日の「ニュースの森」で紹介されてたNPO法人は、多くの人が「気(生体エネルギーというか...)」みたいな存在を知らないことにつけこんだ金儲け集団としか思えませんね!
 あのNPO法人のトップは「私たちは愛の団体です!」とか言ってたけど、自分の団体を普通「愛の団体です!」なんて言うか?って思ったものです。ギャグであるならともかく、「私は愛の人です!」なんて真顔で言う人が近くにいたらまず気持ち悪くて近寄りたくないし、それを堂々というあの人たちってやっぱ変...。本当に心のできた、愛のある優しい人って、常に謙虚だから自分の事を必要以上に賛美する様な事は言わないですしね...。
 神慈秀明会にしても東京支部のH支部長には土下座させられた事あるし(今回のNPO法人よりタチ悪いし)、あいつらも一度「ニュースの森」で取り上げられると嬉しいんですけどね...。


 ああいう団体の人は「他人の幸せの為」とか表面上は綺麗ごと言うけど、実際は「自己愛」の塊の様な人ばかりですよね。困ったものです。
 うちでは両親と祖父母、また従兄弟と親戚の半分近くがこれに入信していて(父は世話人)、特に新体制以前の父親は酷い勧誘をしていましたね。「あなたの健康と幸せのため...」はお決まりの台詞ですが、でも父を見ていて、あの他人の気持ちなどおかましなしの異常な勧誘ぶりを見る限り、多くの人を入信して幹部の人間に誉められたい!認められたい!団体内で地位のある人間になりたい!...結局自分の為だけに頑張ってるな...というのが見え見えでしたね。
 父は入信する以前の私と家中で顔合わせるたびに「入信しないと生き残れないんだから入信してくれ!」こればかりで、初めは「ふざけんな!絶対入るか!」と反発していたものの、いくら怒鳴り返してもまったく聞く耳持たず、諦める気配が全く無く、そういう毎日が続いて気がおかしくなりそうだったので一度入信してしまったわけですが、でもやはり内部の状況を毎回見るたび「この宗教ってやっぱりおかしい...」とつくづく感じましたし、こんな現実を見つめる事を止めた様な人たちと一緒にいると自分も駄目になると感じ、それで勇気を振り絞って脱会するに至ったという感じなんです。
 確かにおっしゃる通り、自分の弱さ故に入信したわけですし、自分自身にも非はあるのは理解していますが...でもやはりこの時代に「土下座」はおかしいですよね...水戸黄門の時代じゃあるまいし...。
 よく「騙される方が悪い!」等と自分の悪行を正当化しようとする詐欺師がいますが(今日の「ニュースの森」の詐欺集団特集でもこういう人出てました...)、やはり騙す人間がいなければ騙される人間も現れないわけで、何だかんだ言ってもやはり一番問題なのは「騙す人間」ですよね。
 でも悲しいかな、この「騙す人間」を警察も真剣に取り締まろうともしないし...困ったものです

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