お光りの処分

 お光りの処分方法について、私(fujiya)がanti-cult掲示板に、「私なら、お光りを開けて、ハサミで切り刻み、その場面をビデオに写してインターネットで皆さんに公開します」と書いたところ、元信者の方が、実際に自分でお光りを処分し、その場面をビデオに写し、その動画ファイルを送ってくれました。

 以下は、その方のメールです(公開については、本人も了解済み)。


 「家族を新興宗教から守ろう」のページ、拝見しました。
 心の奥に、ひっかかるものがあり、インターネットで神慈秀明会を検索してみたら、このサイトに出会いました。
 fujiyaさんの奥様は、まだ脱会されていないようで、fujiyaさんのご苦労は大変と思いますが、なんとか奥様を脱会させてあげてください。fujiyaさんのように理解と熱意がある旦那様を持った奥様は幸せだと思います。

 私も17年ほど前に、家族の勧めで、あまり深く考えもせず神慈秀明会に入信しました。
 滋賀県信楽の本部に行ったとき、ベンツに乗った会主やその家族に皆が深々とおじぎをするのを見て、「何かおかしい」と心の底で思いました。でも周りの人たちが皆、頭を下げるので、おかしいと思いながらも私も頭を下げていました。
 しかし、玉ぐし料だとか、お供え代、おひかりを落としたときにはお詫びといって、また玉ぐしを出させる。なにかといってはお金を出させる教団のやりかたに、更に疑問を持つようになりました。
 でも、疑問をもちながらも、集団心理というのか、周りの人に合わさないといけないようなこの宗教団体独特の雰囲気があり、脱会もできずにそのままずるずると続いていました。そうする内に、本当にお金が続かなくなり、それでも玉ぐしを出さなければならないと世話人の人にきつく言われ、やっぱりこの宗教団体はおかしいと思いました。
 一旦、気持ちが離れてしまうと、これまであんなに信じていたことが、みんな色あせ、ウソのように思えてきました。
 試しに、こっそりおひかりを外してみました。最初は怖かったけれど、おひかりを外しても別に何もおきませんでした。玉ぐしも出さなく(出せなく)なりましたが、別に何もおきませんでした。
 その後も、別に何事もなく過ぎていき、むしろ私の持病(慢性の胃潰瘍)は症状が軽くなりました。家族にも話をして、信者だった家族も結局皆、脱会しました。脱会後、家族が自転車に乗っているとき、車にはねられましたが自転車の前車輪が少し壊れただけで、奇跡的にケガをしないこともありました。信者だったときだったら、きっと「明主様のおかげ」と言って感謝しまくっていたことでしょうね・・(笑)。

 その後、おひかりは長い間、放置してありましたが、こちらのサイトを見て、今でもおひかりの処分で困っている方がいるのを知りました。
 私も信者だった時は、おひかりに対して特別の気持ちを持っていましたが、今あの時のことを思い出すと、あんなものを信じていた自分がいかにバカだったか、後悔の気持ちが沸き上がってきます。思い出したくもない、というのが本音です。
 自分自身の過去の苦い思い出になっているおひかりを処分することで、私自身の気持ちの整理をつけることと、それが今同じような悩みを持っている人の助けになるのならと思い、おひかりを処分し、その場面をデジカメのビデオで撮影することにしました。
 anti-cult掲示板で皆さんが言っておられる通り、おひかりは信者の心を支配する象徴だと思います。もう信じていないとはいえ、おひかりを手にすると、何となく恐れを感じましたが、そのような私自身と決別するためにも意を決してハサミを入れました。
 私は、自分の手でおひかりにハサミを入れましたが、何も起きていません。私も、家族も皆元気です。fujiyaさんがおっしゃる通り、おひかりは、ただの紙切れです。
 おひかりを切り捨てたことで、私も心の区切りがついたように思います。私はもう、神慈秀明会での過去は、振り返らないことにします。
 私は自分でホームページを作る技術は持っていませんので、このビデオをfujiyaさんのホームページで公開して頂けたらと思います。このビデオを公開することにより、一人でも多くの人が神慈秀明会のおひかりの呪縛から抜け出してほしいと思います。
 fujiyaさんの奥様に、神慈秀明会の教えは間違っていることを、私からもお伝えしたいと思います。

ここをクリックすると、お光りをハサ
ミで切断する場面が再生されます。


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