神世界ガラクタ博物館 展示室01





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ある時、統括室から電話がかかってきて、「ごく一部の選ばれた方のために、会主様が特別に書いてくださいました」と言われ、受け取りに来るように言われた。「受け取りにくるように」とは、決してタダで済むわけではない。もちろん、”要御礼”であり、御礼の額は2万〜3万だった。御礼の額はその人の懐具合によって違った。強制的に買わされたのと同じこと。「会主様」とは、佐野孝のこと。
時期は、平成18〜19年頃。当時はここから御霊光が出ていると信じ、有難がっていたのが今考えるとバカみたいだ。「一人ひとり、文字が違う」とのことだったが、同じものを大量生産していたのではと思われる。「光明」は、神慈秀明会というカルト団体のパクリだ。







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上記と同じく平成19年頃、上記「光明」を買わされた客とは別の客が買わされた佐野孝が書いた「光」の文字。「選ばれた方だけに、佐野会主からいただけるありがたいものです。値段は1万円ですので、またとない機会なので・・」と言われて買わされた。







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神世界の各系列サロンでは、教主(現・教祖)が書いたとされる「お文字」と言われる色紙を客に売りつけていた。落款に「主」とあるのが、当時の教主・斉藤亨のサイン。赤色の拇印は落款(らっかん)の代用だろうが、こうした書に拇印を押すのは非常識な行為だ。







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教主の色紙は、色紙用の台紙に書かれたものではなく、一辺が約26cmの「厚手の和紙」に書かれている。
1枚の値段は5万円位だったとのことだが、客の懐具合によって値段は違っていた可能性もある。







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教主の「お文字」色紙の種類は、力、美、楽、財、宝、魂、奇、輝、超、学、観音力、金龍神の12種類があった。







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青山にあったE2のサロン内に飾られた「奇」と「力」の文字。こうした文字からは御霊光が出ていると吹聴されていた。







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ある主要拠点に飾られていた、千手観音図と「奇」、「力」、「魂」、「金龍神」、「観音力」などの文字。






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