大河の流れも一滴の雫から

 anti_cult掲示板には秀明を崩壊させるための各種方策や崩壊後の信者に対するケアの問題まで幅広い意見が出てきています。
 秀明会を崩壊させる特効薬は簡単には手に入りませんが、皆で知恵を絞ってジワジワと色々な角度から包囲網を狭めていくことが大切です。
 自分にできることを丁寧に粘り強く続けていくことが力になります。私の思いつくまま、「秀明包囲作戦」を書き連ねてみました。

  1. こうしてインターネットで秀明会の実態を暴露していくのもその活動の一つです。インターネットは幅広く各家庭に行き渡り、日常的な情報収集手段として定着してきました。
     カルトはこれまで信者をカルト内に閉じこめ、信者を騙して悪事を重ねてきましたが、インターネットの普及によりカルトの閉鎖性も昔話になりつつあります。モハマド君事件がその好例です。秀明のウソはその多くが解明され、インターネットで暴露されています。

  2. モハマド君事件の張本人とされているK北J子さんは京都の看護士とのことですので、京都で看護士のお仕事をされている方あるいは医療関係のお仕事をされている方でしたら本人の特定ができるかも知れません。心当たりのある方は、K北J子さんの本名をお教えしますのでメールでお問い合わせ下さい。K北J子さんにぜひモハマド君事件の真相を聞いてみたいものです。

  3. 現役信者と交流がある方は、信者を通して最新情報を入手したり、その信者を通して正しい情報を秀明内に流布させるのも有効な方法でしょう。「トロイの木馬」で滅んだ国もありましたよね・・・。

  4. 現役信者の方で秀明会に疑問を感じている方は、ぜひ連絡をお願いします。あなたの発信する情報が秀明会を正しい方向に軌道修正する大きな力となるかも知れません。

  5. 秀明会を脱会することに不安を感ずる人に対しては、先に脱会した方が自分がたどった心の遍歴を語ることが大きな励みになるでしょう。これまで信じてきたものを捨てるのはとても勇気がいる作業です。でも成功者がたどった道筋を知らせてあげることはこうした人達にとって灯台のあかりになるでしょう。

  6. 秀明会の出版物が入手可能な方は、それを入手して秀明会の言動を探ることも活動に役立ちます。紙切れ1枚でも重要な情報となる場合があります。

  7. 知人・友人に宗教問題に詳しい人がいる場合には、その人に相談して知恵を拝借することによって、よいヒントが得られるかもしれません。秀明以外の宗教者の立場から秀明を見た場合、いかに秀明が異常であるかが明確になります。

  8. 秀明に大切な人を奪われている家族の方は、残された家族がどれだけ大変な思いをしているかを相手に伝え続けましょう。声を伝え続けることが秀明信者の目を覚ますことに繋がります。思いを伝える方法は手紙やメールの方がいい場合もあります。そうした活動が実を結び、脱会した信者も多いのです。いつかは目を覚ましてくれるという希望を失ってはいけません。あきらめたらおしまいです。思いを伝え続けましょう。

  9. カルトのマインド・コントロールを研究し、その呪縛から解放させる方法を研究するのも役立ちます。心理学には心理学で対抗しないと勝ち目はありません。カルトは心理学をよく研究して信者の心をコントロールをしています。

  10. 外国語に堪能な方は、秀明の実態を各国語に翻訳し、海外に向けて情報発信を行うことによって、秀明会に大きなダメージを与えることができるでしょう。香港では英語も通用しますが、広東語もよく使われているので広東語に翻訳できる方がおられたらご協力をお願いしたいと思います。

  11. 信者が秀明会脱会後、どのようにして心のケアをしていくことが大切かを探り準備をすることも大切でしょう。オウム事件後にどのようなケアが行われたかを調べると参考になりそうです。

  12. 国の機関に秀明会の実態を知らせ、カルト被害防止を訴えることもひょっとしたら役に立つかも知れません。宗教法人を管轄する文部科学省の宗教法人審議会宛や都道府県知事宛にメールを出すのもいいでしょう。すでにこうした所轄先からはこちらのホームページを見に来ているようですが・・・。

  13. マスコミに投書や情報提供を行い、テレビや週刊誌で取り上げてもらえるようにすることも有効な手段です。日本テレビがこうした問題に結構熱心に取り組んでいるようです。こうした分野が得意な担当ディレクターを探してメールを送るのもいいでしょう。

  14. 自分が騙し取られた金を取り戻したいという人は裁判に訴えて秀明と直接対決するのもいいでしょう。裁判で勝利するためには証拠を揃えて周到な準備をすることと、カルト問題が得意な弁護士に依頼することが大切です。

  15. 秀明に騙され無駄に過ごした時間を返せと訴えたい人もいるでしょう。元統一教会信者が訴えた、「青春を返せ訴訟」はカルトに奪われた貴重な時間を取り戻そうとする悲痛な叫びでした。元秀明信者の方も、「青春を返せ!」と叫びたい方が多いのではないでしょうか。
     こうした裁判はマスコミの注目度も高く、秀明問題を広く世間にアピールすることにつながるかも知れません。

  16. 車にスピーカーとアンプを積んで宣伝カーを作り、秀明会の施設周辺で直接マイクを握って抗議行動をするのも秀明にとってはイヤなことでしょう。右翼の宣伝カーが時々秀明本部周辺に押し掛けているそうです。ただし、宣伝カー活動は警察へ届け出てから行わないと違反になりますから注意してください。

  17. 秀明会を告発するビラを作り、秀明会周辺の住宅に配布するという作戦も地道ですが力を発揮するかも知れません。松本での集会所建設反対運動ではこれが結構効果を上げました。

  18. 秀明会が行う集会に潜り込める人は会長等の発言を録音して、「ねつ造おかげ話」をしていないかチェックするのも大切です(もうすでに誰かがしているかも・・?)。

  19. 秀明問題で悩んでいる家族が近くにいる人は、その家族に連絡を取って最新の秀明情報を教えてあげたり、相談に乗ってあげると喜ばれるかも知れません。

  20. 一旦、上記の文章を公表したところ、「チェーンメールをあちこちに送付し、それをメールで転送して広めてもらえば急速に秀明会の悪事を世間に知ってもらえるのではないか」という意見が送られてきました。しかし、チェーンメールというのは多くの場合、他人の迷惑になる行為ですので、私としては賛成しかねます。
     道頓堀にかかる橋の欄干に、「手かざしの神慈秀明会はキケン」と書かれた落書きがあったそうですが、こうした行為も公共の施設への落書きという反社会的行為ですので行うべきではありません。

 カルトとの戦い方は多様です。皆が同じ戦い方である必要は全くありません。自分にできる小さな活動を続けていくことが大切です。
 秀明を崩壊させる特効薬はありませんが、木の葉から落ちた雫(しずく)が集まって小川となり、小川が集まってやがては大河になるように、多くの人々が地道に小さな活動を続けることが秀明の崩壊に繋がります。
 先人が残した諺(ことわざ)に次のような言葉があります。

 「正しいものが正しいことを怠れば必ず悪が勝利する」

 悪を勝利させないためには、自分にできることは何かを考え、活動を続けて行きましょう。最後には正しい者が勝利することを信じて・・・。

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