神慈秀明会に籍を置き、秀明会に生活の基盤を置いておられる資格者の皆さんにとって秀明会は大切な職場であると思います。
　その職場を本当に大切にして頂きたいと思います。私もサラリーマンですので、自分が属している組織の大切さは十分理解しています。組織を取り巻く環境が良好である場合は組織維持は比較的楽ですが、取り巻く環境が厳しい中での組織維持はなかなか大変です。いま、秀明会を取り巻く環境はいかがなものなのでしょうか？

　周囲の環境が厳しさを増す中で、「何もしないでそのまま」という選択肢を選んだ場合秀明会は存続できるでしょうか？　もし何もしなくてもこのまま秀明会の存続が可能であれば資格者の皆さんはいままで通りにしていたらそれで大丈夫でしょう。
　しかし、秀明会を取り巻く環境は急速に悪化しています。信者数の減少がその最たるものですが、資格者の皆さんは本部から正確な信者数を教えてもらっていますか？　いわゆる「表向きの信者数」ではなく「本当の信者数」ですよ。
　信者数が急速に減少している背景には、信者が「本当のことを知りだした」ことがあります。資格者の皆さんは「リセット」をご覧になっていますか？　資格者の皆さんはとっくにご存じのことばかりでしょうが、あのような情報を一般信者が簡単に入手できるようになったことの意味はとても大きいのです。
　私がこうして運営している「家族を新興宗教から守ろう」という、強烈にアンチ秀明をアピールしているサイトでも、多くの現役秀明信者の方からのアクセスがありますが、「リセット」はもっと気軽に読める作りになっており、より多くの秀明信者が閲覧することでしょう。
　明主様信仰をしていると思ってきた秀明信者がリセットを閲覧したとき、どれだけ大きなショックを受けることでしょう。私のような宗教音痴が見ても、リセットに書かれた数々の「神への冒涜行為」には驚かされました。現役の秀明信者があの内容を知ったとき、秀明への思いが一気にヒートダウンし、秀明を離れていく者が多数出るとは思いませんか？

　このままでは秀明会は遠からず崩壊します。その時になってあわてても遅いのです。
　本当に自分の生活基盤を失いたくなかったら資格者の皆さんは決断をすべきです。
　いま心ある資格者の皆さんが立ち上がり、力を合わせて秀明会を本来あるべき姿に立て直すことが秀明会を存続できる唯一の道です。
　神慈秀明会を真の明主様信仰に戻し、本当に世界の人々を救える宗教にするためには、これまで信者を平気で欺いてきた悪しき幹部達を排除することが絶対に必要です。それ抜きに秀明会が生まれ変わることはありません。組織が生まれ変わるには、『生みの苦しみ』が必要なのです。

　誰かが戦わねば、現体制を打破することはできません。この戦いは秀明会を本来の正しい宗教に立て直すための、いわば『聖戦』です。あなたが本当に秀明会を愛し、これからも真の明主様信仰を続けて行きたいのであれば、この聖戦に立ち上がらねばなりません。
　『攻撃は最大の防御なり』といいます。いま秀明会を守るために戦うべき相手は誰でしょう？　私たちのようなアンチ派から組織を守る方策を考えるよりも、組織内部の『悪』から秀明会を守ることの方が遙かに重要です。秀明会から『悪』の部分がなくなれば、私たちアンチ派も自然に消滅することでしょう。

　神慈秀明会を再生できるのは、心ある資格者の皆さんです。自分の子供達に胸を張って、「お父さんは神慈秀明会の資格者だ。秀明会は嘘偽りのないすばらしい宗教なんだ。」と言えるものにする為には行動を起こすことが必要です。
　今のままの秀明会では、「信仰２世の覚醒」のように、あなたの子供さんも遠からず秀明会の真実に気付き、あなたの不甲斐なさに失望することでしょう。


　一資格者から見た秀明会という組織はとても巨大であり、自分一人の力で改革などできる筈もないとあきらめてしまっているのではないでしょうか。
　いまの秀明会に内心疑問を感じ、不満を持っていても、「自分には秀明会の現状を変える力などない」と思ってあきらめているのではないでしょうか？

　三菱自動車のリコール隠しが発覚したのは一社員の運輸省への内部告発でした。
　東京電力の原発トラブル隠蔽も一社員の内部告発によって発覚しました。
　雪印の国産牛肉偽装事件も、日本ハムの国産牛肉偽装事件も社員の内部告発によって発覚しました。

　彼らは具体的行動を起こしました。彼らの行為は自分が属する組織への裏切りだったのでしょうか？　そうではありません。彼らの勇気ある行動によって問題企業の隠蔽体質が改善され、安全性が向上し、その結果生じた利益が国民に還元されることとなったのですから彼らの行動は組織を救い、国民をも救った、真に人間として『誠』にかなった行動だったのです。
　こうした内部告発者が不利益な取扱を受けることのないように公益通報者保護法（公布：平成１６年６月１８日法律第１２２号、施行：平成１８年４月１日）も制定されています。


　まだ迷っている方は、「リセット」をもう一度見てください。今の秀明会には、あなたの一生を賭けるだけの値打ちはありません。明主様の顔に泥を塗るような行為を数限りなく行ってきた団体をあなたは許すことができるのですか？
　あなたが本当に秀明会が好きならば、秀明会を多くの人から支持される団体にしたいならば立ち上がるべきです。

　あなたの子供達のために、そしてあなたの残された人生を無駄にしないために、立ち上がりましょう。心ある資格者が力を合わせて立ち上がれば、勝算は十分にあります。
　自分の、勇気ある決断を信じましょう。