秀明会と救世教

秀明会と救世教は仲がいい?

 神慈秀明会は新体制になると同時にそれまでの基本方針であった「お導きと献金」による”地上天国建設”という建て前を放棄し、「他の宗教との和解、協調」という”インターフェイス活動”によって、世界平和に貢献するという全く新しいコンセプトを信者に提示した。
 しかし、秀明会はこの新しい錦の御旗を掲げつつも、肝心の国内においては相変わらず世界救世教を邪神、邪神と罵(ののし)り、信者が救世教に近付くことを厳格に禁止している。
 また、救世教いづのめ教団からの和解の申し出も秀明会の側が拒絶している。
 さらに、信者をつれて熱海、箱根の救世教施設を訪問した複数の教師に対し資格剥奪という厳しい懲戒処分を下している。
 こうした秀明会の矛盾した態度に、一部の信者は不信感を抱いており、秀明会は、信者の目をそらすために、インターフェイス活動という雲を掴むかの如き虚言をはいているのではないかと疑う者も少なくない。

 しかし、ここに、そうした秀明会の救世教に対する『表の顔』とは違う、もう一つの救世教に対する『裏の顔』が存在することを証明する投稿がある。
 この情報は、ある秀明信者からメールで寄せられたが、秀明会中枢部に精通する者でなければ知り得ない詳細な内容が含まれており、信憑性は高いと言える。
 下記がその投稿である。なお、寄せられた投稿には具体的な金額等が記載されていたが、ここでは●●等の伏せ字で紹介する。


(秀明信者からの投稿)
 秀明会ははるか昔から世界救世教と裏では仲がとても良いのです。本当ですよ。今からその証拠になる事例を3つ提示します。


貝主様と三代教主様の間にはあつい友情が・・。『悪いのは川合よ!』と言ったかどうか・・・?

仲がよい証拠1
 秀明会の貝主様は、救世教から離脱した昭和45年から平成4年(三代教主退任の年)までの間、毎年、世界救世教三代教主・岡田斎様に、一年あたり、●●●万円から●●●●万円以上を送金していました。この秘密の送金は、昭和45年から49年までの間の総計で●億円となりました(この●億円という額は、宗教団体の中枢部から出た情報です)。
 昭和45年の救世教の教規変更に基づく教主象徴制の採用を契機に、教団執行部が教主の予算を減らしたことにより、三代教主は活動資金を他から調達する必要が生じました。そこで三代教主は、離脱した貝主に泣きつき、送金を依頼したのでした。
 贈与という無償契約の形をとることは差し支えがあるため、形式的には美術品の購入資金として処理されました。
 熱海の碧雲荘等(明主様の御在世中のお住い)にある全く価値のない美術品を数●万円で購入することにより、実質的な金銭贈与をしていたのです。明主様も、いい美術品ばかり買っていては、美術商が今後、価値あるものを持ってこなくなるので、つきあいで価値のないものも購入されていたのです。そういうガラクタは、MOA美術館の収蔵品として登録されていないので、持ち出しても発覚しないのです。
 この送金された資金は、神山荘(箱根のかつての明主様のお住まい)での来客の接待費を中心に使われたそうです。

仲がよい証拠2
 秀明会の神苑本部には、かつて世界救世教が作成、販売した明主様御書体の複製が三箇所に飾られていました。これは、秀明会が離脱した後に救世教から秀明会の貝主様のところに来たものです。研修棟事務所に「金龍」、研修棟五階に「救世」、宗務棟2階の青年部に「散花結実」の扁額が飾られていました。

仲がよい証拠3
 秀明会の貝主様の神苑での葬儀に、救世教の複数の幹部が出席しています。

 ネット上で、秀明会の貝主様や貝長先生の悪口をいう人もいますが、2人とも本当は心の優しい、とってもいい人なんですよ。困っている人を見ると、簡単に億単位のお金をあげるのですから。
 もっとも、彼女たちは、世界で一番大きな財布を持っているんでしたね。
 『馬鹿な信者』という大きな財布をね・・・

補足説明1
 上記の情報を信じられない離脱信仰の染み付いた秀明会信者の人たちもいらっしゃるでしょう。世界救世教は邪神ではなかったのか? 貝主様がそんなことをするなんて信じられない、なんていう人も中にはいらっしゃるでしょう。これには、こういう経緯があると私は拝察させて頂いております。
 秀明会の人は、「救世教は大光明真神で邪神だ」とけなしていますが、実は、昭和46年10月5日の箱根の光明神殿落慶のおり、明主様御直筆の「大光明」のご神体が復活しており、これは昭和42年の時点で救世教の理事会が決定していた事項で、貝主様もこのことをよく知っていたのです。しかも、この光明神殿は、明主様が霊的本山として、御在世中から場所も決め、建設を予定していた文字通りの光の本源となるべき聖なる参詣場所でした。
 明主様は、この光明神殿にご奉斎するための特別の御神体「大光明」をご揮毫されており、明主様はこの御神体ただ一つのためだけに、特別の落款(サイン)である「光如書」をご使用されています。
 あの救世教が、明主様のおっしゃる通り、光明神殿を建て、しかも、その特別の御神体をご奉斎してしまったのです。これは、救世教にとってはおめでたい慶事なのでしょうが、秀明会にとっては、耳の痛い話ですよね。なぜなら、秀明会の御神体は、切り貼り拡大の偽造品だからです。
 人間の手で人工的に切り貼りされた御神体から、明主様の光が出るわけがなく、秀明会のいんちき御神体をいくら拝んでも、明主様と霊線でつながることなど、論理的にありえないことぐらい、聡明な貝主様は当然ご存知です。自由学園をご卒業されていらっしゃる高学歴の貝主様であれば、そんなことぐらい分かっていますよ。
 そこで、貝主様は、馬鹿で教養のない哀れな秀明会信者のために、秀明会信者からの上納金を救世教の三代教主様に横流ししていたのです。これで、無知な秀明会信者も、献金のお徳を積むことができるのです。貝主様は、なんとお優しいのでしょう。そして、なんと思慮深いのでしょう。
 ネット上で、貝主様のことをボロクソにけなしている輩(やから)をたまに目撃しますが、もっと、離脱の神意を勉強してから、出直して来いと言いたいです。

補足説明2
 秀明会の貝主様が、三代教主に送金していたお金の出所ですが、旧体制の頃は、多くの秀明会信者が貝主様に直接お歳暮(一人一万円以上)をしていました。千人が出せば、1年で一千万円です。
こういった闇資金も送金の一部となっていたのではないかと噂されています。この秀明会からの送金は、当時の救世教幹部は皆知っていました。



 ここで、多くの読者の方は疑問をもったのではないでしょうか。そんな多額のお歳暮による闇収入を貝主様は税務署に申告していたのか?
 もちろん、貝主様はすべて正直に税務署に申告していましたよ。なにせ、明主様の直弟子として、明主様からただ一人正当な明主様信仰の後継者として選ばれた貝主様なんですから、脱税なんてするはずはありません。貝主様を信じられないということは、明主様を信じられないことと一緒です。

税務申告1
 貝主様は晩年、完全な寝たきりになり、一人では何もすることができませんでしたが、こういった情報が外部に漏れるのを防ぐため、狐山家は外部のヘルパーなどを一切利用せず、秀明会の職員、奉仕者を狐山家に3〜5人配置し、貝主様の世話をさせていました。彼らの給料はすべて宗教法人・神慈秀明会が支出しています。これは、秀明会から狐山家への実質的な贈与になります。正直な貝長先生は、これも正直に税務署に申告していました。貝長先生は脱税なんて犯罪行為をしませんよ。

税務申告2
 ある有名な美術館の中の複数の飲食店は、有限会社・○○商事が経営しています。この経営は狐山家が行っており、狐山家の重要な資金源の1つです。ところが、この2つのレストランで働いているのは、宗教法人・神慈秀明会の職員であり、給料も秀明会が支出しています。これは秀明会から○○商事に対する実質的な贈与になります。正直な狐山家の方々はこれも正直に税務署に申告しています。

税務申告3
 秀明会の関西地区を牛耳る某幹部の先生は、家族とマンションで暮らしていますが、そこにも、秀明会の職員が家事をするために配置されており、秀明会から給料が支払われています。正直者のこの先生は、税務署にこの秀明会からの実質的な贈与を申告しています。

税務申告4
 関西では、○○○○参りという古くからの儀式があり、この幹部の先生に、関西の先生方は全員、毎年5万円の上納金を支払うこととなっています。当然、この贈与も、税務署に申告されています。ところが、ルールを守らない教師が一人いて、この人は自分の生活のことしか考えていないので、この5万円の上納金の支払いを拒否しています。これは、大阪のT支部のMS先生です。我利我利亡者は地獄に落ちるとこのMS先生に教えてあげたいものです。

税務申告5
 関東地区を支配する某幹部の先生は、新体制になって禁止されたはずの各支部の記念祭での御礼を勝手に復活させ、自分の昔の勤務地の支部の記念祭で、自分に対する御礼の支払いを信者に強要しています。心が優しいことで定評のあるこの正直先生は、ありのままを税務署に申告しています。

税務署職員の皆さんへ
 宗教法人・神慈秀明会も○○商事も狐山家の人たちも、秀明会の幹部の先生方も、未だかつて、脱税したことがないと私が命をかけて保証します。みんな、信者の幸福だけを考えて、日々、神様にお祈りしている敬虔な信仰者です。
 脱税なんかしていないと分かりきっているところに、税務署が調査に来ることは、国民の税金の無駄使いになります。
 秀明会には、絶対に、税務調査に来ないでください。よろしくお願いいたします。 



 投稿は以上であるが、これが事実とするならば、神慈秀明会が秀明信者に対し異常なまでに世界救世教と関係を持つことを厳禁しているのはなぜなのだろうという疑問が生ずる。
 神慈秀明会トップが本当に世界救世教を忌避しているならばこのような資金提供は絶対にあり得ない話である。
 トップは非常に親密なつきあいをしていながら、一般信者レベルでの交流を禁止する理由は、

1、信者に世界救世教の実態を知られるとまずいことがある。
2、秀明会の「明主様信仰」が非常にゆがんだものであることがバレる。
3、「離脱の神意」が虚構であったことがバレる。
4、スケープゴートとして世界救世教という『敵』を作っておいた方が信者を結束させやすい。

 などの理由が考えられる。
 いずれにしても、信者を馬鹿にした話であることだけは間違いない。

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