天から降って湧いたような「神慈秀明会、集会所建築計画」。
付近住民は、それまで名前も知らなかった「宗教法人・神慈秀明会」という名前に疑義を抱き、インターネットで検索してみた。
すると・・・、出てきた数多くの神慈秀明会に関する情報を見て、地域住民は全身に冷水を浴びせられたごとく震撼した。
「カルトがこの街にやってくる・・・!」
「なんとか阻止せねば・・・!」
平成17年11月18日、私の所へ一通のメールが届いた。
そのメールには、神慈秀明会の集会所建設におののく横浜市青葉区の住民の様子が綴られていた。
日本国憲法では、結社の自由、信教の自由が保障されており、誰がどのような宗教団体を作って活動してもそれ自体は自由だ。
自らが信ずる宗教を広めるための活動をする自由が保障されているが、ではそれを拒否する権利は保障されていないのだろうか?
日本国憲法では、「個人の尊重、生命・自由・幸福追求の権利の尊重」も保障されている。
今まで通りの静かな生活、宗教に頭を悩まされることのない平穏な生活を求めて戦った人たちの記録、それが、「護られた街」だ。
「護られた街」は長野県松本市に宗教法人・神慈秀明会が道場を建設しようとしたとき、それと戦って自分たちの「幸福追求の権利」を守り通した輝かしい記録だ。
この本を貴重なバイブルとして、横浜市青葉区の方々も頑張って頂きたい。
私も微力ながら、できる限りの支援をさせて頂きます。