お礼の言葉 ○○ 淳(5才)
明主様ありがとうございます。会主様、会長先生ありがとうございます。
ぼくは、京都支部の○○淳です。今日は、七五三ありがとうございます。ぼくは毎日朝と晩に明主様にお祈りして感謝献金しています。ぼくは毎日お父さん、お母さんからご浄霊をいただいています。ぼくは明主様絵本が大好きです。中でも正義の味方、悪を懲らしめ、良い子を助け、明主様をお守りする金龍神が大好きです。
ぼくは大きくなったら、困っている人やたくさんの人にご浄霊がしたいです。
今日は本当にありがとうございました。
上記文章は、平成16年12月1日発行の秀明ジュニアニュースに掲載されたものです。この文章と併せて本人がマイクを持ってこのお礼の言葉を述べている写真[左記(写真は加工してあります)]も掲載されているので、秀明本部で行われた七五三の式典でこうした言葉が述べられたようです。
この日は156名の子供達が集まったと書かれているので、同じような「すり込み」が他の子供達にもされているものと思われます。
何の疑いもなく、5才児にこうした言葉を述べさせている大人の存在を考えると、本当に背筋が寒くなる思いがします。
どんなに自分が熱心に特定の宗教を信じている場合であっても、他人はまた違った価値観で生きているものであり、自分の信じている宗教をむやみに押しつけるべきではありません。それがたとえ自分の子供であっても、自分で判断ができるようになるまで親は自分の信ずる宗教を押しつけるべきではありません。
自分がその宗教を素晴らしいと思って信心することが認められているのと同等に、自分の子供にもその権利は認められねばなりません。子供は親の所有物ではなく、一人の人間なのであり、子供にも親と同等の宗教を信ずる権利、信じない権利が認められるのが本当の信教の自由です。
自分の子供に平気で自分が信ずる宗教を押しつけることができる親は、子供の人権を無視した原理主義に転落した人間です。
初詣や七五三参り等、日本に古来から伝わっている伝統行事に子供を参加させるだけであれば特に問題視することはないと思いますが、子供に上記のような発言をさせるところまで特定の宗教を刷り込むのは親のバカさ加減を示しているだけです。
こうしたバカな親とその被害者である子供の姿を平気で機関誌に載せているのは、秀明会自体が信教の自由を無視した団体である証拠です。
彼らは宗教団体のフリをしているだけで、実際はカルト集団でしかないのですから信教の自由を無視するのは当然と言えば当然ですが・・・。
「次世代教育」という名の下に、秀明会では小さな子供達にカルト思想を刷り込んでいます。この子供達が成長し大人になったとき、どのような価値観を持った人間が世の中に出てくるかと思うと暗澹(あんたん)たる気持ちになります。それまでに子供達自らが秀明思想の矛盾に気づいて脱会しようとすれば、秀明思想に凝り固まった親との戦いが始まり、また新たな家族の崩壊が起きることになります。
一日も早く秀明を崩壊させることが、涙を流す人を減らすことに繋がるのではないでしょうか。