神世界に対する損害賠償訴訟
22、第18回口頭弁論(2011.11.9)

(以下の内容は、第18回口頭弁論を傍聴した方のレポートに基づき作成しました)
 (有)神世界等に対する損害賠償訴訟の第18回口頭弁論が、2011年11月9日(水)、午前10時20分より東京地裁626号法廷で行われた。傍聴者は24名(原告関係者を除く)だったが、その半数以上は現役会員など神世界関係者ではないかと思われた。

午前10時20分頃開廷
 本日の進行は、次のような内容だった。
@ 第4次請求が併合され、その訴状に対する神世界、びびっと以外からの答弁書が陳述された。
A原告が提出した証拠の番号について、振り直しをした。(証拠は提出済み)
Bその後、裁判官が、アカサカ及びE2に対し、原告提出の準備書面(5)(6)に対する反論の準備書面を求めたところ、市河弁護士から、「原告ら全員に対し、和解案を提示したい。和解案については、今日の午後にでも、原告に送付します。」などと和解の提案があった。
Cまた、期日前に、びびっと代理人である門西弁護士から辞任届が提出されており、びびっとの代表者も不在だったため、原告代理人がそのことを指摘すると、市河弁護士が起立し、「今後は便宜上、自分が窓口となります。」と答えた(今後、彼が代理人になるという趣旨かどうかは不明)。

午前10時35分頃閉廷

 神世界事件は、神世界関係者に対する刑事事件の裁判が現在進行中であり、その成り行きから考えて、神世界側としては民事事件を和解で解決することで刑事裁判の心証をよくしたいという意向が働いたのではないかと思われる。
 本日の法廷で述べられた和解に関しては、まだ正式な和解案の文書が弁護団に届いておらず、その内容を精査した上で、今度どのように対応するか弁護団等で検討されるものと思われる。


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