3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方に深い哀悼の意をささげるとともに、被災された地域の皆様に対し、心よりお見舞いを申しあげます。 |
平成23年3月11日(金)に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)は、大津波を発生させ、未曾有の大災害となった。東京電力の福島第一原子力発電所や数カ所の火力発電所も地震や大津波で破壊されたため、関東地方などでは連日計画停電が実施されていた。そのため、電車の運行状況が不安定な状態になっており、霞ヶ関の東京地裁まで傍聴に行くのもなかなか大変な状況だった。特に遠方から傍聴に来る人達は、交通が混乱するのを警戒して今回の傍聴を見送った人も多かった。
そのような状況下で神世界等に対する損害賠償訴訟の第13回口頭弁論が東京地裁で行われた。
午前11時00分開廷
これまでの口頭弁論では傍聴席の7割から8割程度は埋まっていることが多かったが、さすがに今回は計画停電の影響か、傍聴者の人数がこれまでになく少なく、傍聴席に着席していたのは5名ほどだった。
法定内は原告及び原告代理人が計18名、被告及び被告側代理人が計8名(被告本人は加藤被告1名のみ)で、いつもとほぼ同じ陣容だった。書面などのやり取りは、
原告提出書面
今回の口頭弁論は、3/10にE2関係者5名が逮捕された後、初めての口頭弁論だったが、E2代理人は、「現在杉本が勾留中で十分な打ち合わせができないため、この度認否はできませんでした」と今回書面を出さなかった理由を述べるに留まった。
今回の口頭弁論は、お互い様子を見合う形で静かに終わったようで、原告側、被告側ともに、刑事事件の成り行きを見定めながら今後の対応を考えて行くのかもしれない。
半ば恒例化しているプラス花の加藤被告からの弁論分離の申し出も本日はなく、開始からおよそ10分足らずで今回の口頭弁論は終わった。
午前11時10分閉廷