神世界は謝罪せよ

 神世界は2012年3月22日付けで「神世界解散宣言」を出した。その中で神世界は、(有)神世界及び傘下各社が行ってきたことが、「道義的法律的に重大な責任があり、このような過ちを犯したことについて率直に反省し、お詫びし、法律的責任とは別に社会的責任も負わなければいけないものと考えている」と述べている。
 そして、「社会的責任をとるために、神世界グループを解散し被害者には返金する、神書も絶版にする」とし、「被害者の方およびその御家族の方には重ねて陳謝いたします」としている。

 下記の写真はいろいろな企業が営業活動上なんらかの不祥事を起こし、企業のトップや経営陣が謝罪会見を開いた際の写真だ。



 神世界事件の被害者は全国に数千人、被害総額180億円とも言われており、神世界の前身である千手観音教会時代には複数の死者まで出している大きな事件である。神世界は企業として謝罪会見を開き、責任者らがカメラの前で被害者に謝罪するのが当然である。謝罪会見できちんと謝罪するとともに、記者からの質問に誠実に回答し、神世界事件の真相を明らかにする責任が経営者らにはある。そして今なお御霊光にとらわれている人々の心を解放することが何よりも重要だ。全国には”御霊光脳”にさせられたままの被害者が多数存在する。今なお御霊光を信じたままの者を抱えた被害者家族は大変な状況に置かれているのだ。
 神世界が本当に謝罪する気があるのなら、「神世界解散宣言」なる1枚の紙切れだけで済まそうとするのではなく、きちんとした謝罪会見を開き、斉藤亨・日原易子・宮入英実・和田美和・吉田明枝・佐野孝・淺原史利・淺原嘉子・栗山悦子の9名は謝罪会見に出て頭を下げ、神世界が行ってきたことは全て虚偽であり、御霊光など絵空事でしかなかったことを説明しなさい。

 神世界が企業として謝罪をしなければならないのは当然であるが、個人的に多くの人に神世界を勧めてしまい、結果として他人を苦しめることになってしまった人は、今からでも遅くないから個人的に謝罪しなさい。それが人間として当然しなければならないことだ。きちんと謝罪すれば、みんな許してくれる。


神世界解散宣言(原紙)
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