1、観音会本殿
上記の写真は、2011年5月5日に山梨県甲斐市西八幡1183-9で撮影したものだ。この場所は、「眼鏡市場甲斐西八幡店」があった場所だが、2011年3月頃、眼鏡市場は閉店し、その後建物の改装工事が行われていた。付近の人達は、「飲食店にでもなるのかな?」と思って工事の成り行きを見ていたが、4月中旬になってから建物の前面に、「観音会本殿」と大きな文字が書かれ、この施設が観音会の宗教施設であることが分かった。
2、神世界と観音会
観音会会報創刊号 |
吉田澄雄元警視 |
「会報」発行にあたって 会員の教化育成と法人化に全力
このたび観音会は、「宗教団体観音会」として新たな出発をすることになり、ここに「観音会会報」を発行する運びとなりました。 |
(以下は2011年10月4日加筆)
7、観音会代表役員とその妻を書類送検
2011年10月4日(火)、神奈川県警は、観音会代表役員で斉藤亨の父親であるS藤H保(86)、及び斉藤亨の母親であるS藤C子(81)の両名を犯人隠避の疑いで書類送検した。二人の容疑は、神世界教祖・斉藤亨の逃亡にを手を貸した疑いであるが、すでに両名は容疑を認めており、すでに犯人隠避容疑で逮捕された吉田澄雄と共謀して犯行を行ったことは明確となっている。
斉藤亨の逃亡に当たっては、笛吹市の73才男性もすでに書類送検されており、この73才男性は吉田に指示されて大阪の短期契約マンションの賃貸契約を行ったことが判明している。犯人隠避逮捕された吉田澄雄だけは、一切の供述を拒否している。
斉藤亨、斉藤葉子、日原易子、宮入参希江の4名が逮捕状が出されると同時に姿を隠し、長期間にわたって逃亡できた背景には、警察官としての経験を生かした吉田の指示があったからなのだろう。この吉田澄雄を”飼っていた”のが、観音会代表役員・S藤H保であり、吉田に一連の犯行を指示していた”陰の立て役者”はS藤H保である可能性が高い。S藤H保も以前は山梨県警の警察官だった。
これまで観音会の内情はあまりよく分からなかったが、一連の神世界関係者逮捕を巡って、観音会内部でなされている説明があまりにも荒唐無稽なことに会員も呆れ果て、不満が高まっているようだ。あまり詳細を明らかにすると、情報源が特定されるので具体的な内容は伏せざるを得ないが、「よくぞここまで飛躍したウソ話をでっち上げるものだ!」と驚愕する話が観音会内部から漏れ伝わってきている。
言葉巧みに客の不安を煽り、客に金を出させる観音会の手口は、神世界で行われていたことと何ら変わらない。現在、観音会で中心になって”活躍”している者達は、それ以前は神世界のサロンで”活躍”していた者ばかりであるので、手口が神世界と同じになるのは至極当然のことだ。
ここで踏ん張らねば、観音会も神世界と同じように客離れが起きるので、観音会内部で”活躍”している者は必死であるようだが、ウソもほどほどにしておかないと、墓穴を掘ることになるぞ。観音会の会員は馬鹿者ばかりだから、どんな大嘘でも大丈夫と思っているようだが、そう思っている者が一番の大馬鹿者だ。
(以下は2011年10月4日加筆)
8、観音会本殿の文字を金ピカに
観音会の最近の動向を見ていると、神世界幹部が軒並み逮捕され、死に体となった神世界に代わって、観音会が神世界の客を引き継ぎ、新たな組織作りをしようと目論んでいることがよく分かる。サリン事件を引き起こし、幹部の大半が逮捕されたオウム真理教がアーレフに移行して行ったのと同じ動きを、現在の観音会に見ることができる。
神世界が観音会と名前を変えて今後も存続したのでは、神世界事件は何ら解決に至らない。”逃げ得”を許さないためには、神世界に対する以上に厳しい目を、観音会に注いでいく必要がある。
観音会本殿に書かれた「観音会本殿」の文字が、当初は黒色の楷書体で書かれていたが、8月20日頃になって看板屋に依頼して金色の隷書体(れいしょたい)の文字に書き換えられた。文字を金ピカにしたところで、中身は真っ黒のままだ。
2011年5月初旬の観音会本殿 当初の文字は黒色で楷書体だった それが、↓ ↓ ↓ |
2011年8月末の観音会本殿 文字が金ピカで隷書体になっている |
解散宣言が出された2012年3月に文字が剥がされた |