この福岡サロンでは、客に「300(スリーハンドレッド)」という映画を見るように勧めていた。
300(スリーハンドレッド)という映画は、紀元前480年、300人のスパルタ軍兵士が100万人のペルシアの大軍と果敢に戦ったという話を最新の映像技術を使ってリアルに描いた映画で、戦闘場面のリアルさで話題になった映画だ。
なぜこんなに血なまぐさい映画を女性客に見るように勧めたのか・・・? それは、”神世界という少数部隊”が、”世間の常識という大軍”と戦っているのだと認識させようとしたのだろう。
同じような事例は他の系列のサロンでも言われており、「300(スリーハンドレッド)鑑賞大作戦」とでも名付けた指令が神世界上層部から出されていたのだろう。
しかしこの映画、人間を切断する場面を特殊なスローモーションでじっくり見せるなど、凄惨な場面が多く、普通の女性が見ると途中で気分が悪くなるような映画だ。
人の命を何とも思わず殺戮を繰り返す映像を客に見せて、正常な感覚を麻痺させようとしていたのかもしれない。
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