2007年12月のある日、大阪サロンの客に対してサロンから電話があった。
「ニュースを見てびっくりしたでしょう! でもニュースに出ていた会社(Eスクエア)はうちのサロンとは全く関係のない関連会社なんですよ。
方針も違うし、今年(2007年)品川であった「みくに大祭」にもニュースに出ていた会社は参加していません。
ここ(大阪サロン)は神書に基づいた運営をしており本物のサロン。私達は何も悪いことをしていないので警察の捜査がきても心配はない。
サロンに通って日が浅い人はニュースを見て不安になっているだろうけど心配しないで・・」。
”全く関係のない関連会社”という日本語が笑える。関係があるから関連会社なのであり、全く関係なかったら関連会社とは言わないだろう。あわててしまい、つい本音が出てしまったようで・・・(笑)。
上記のような内容の電話やメールが何度も客のところに送られてきており、大阪サロンが神世界傘下の会社であることを必死になって隠そうとしている。
みくに大祭はこうした事態を考えて2007年から会場を分離させただけであり、2006年までは全社合同でみくに大祭が行われていた。「みくに大祭」という名称も、参加する神世界幹部も同じような顔ぶれであり、同列企業であることは誰の目にも明かなことである。
それをわざわざ、”違う会社だ”と強く否定するところに彼らの虚言体質がよく表れており、否定することによってより関係が深いことを暗に示すということに気づかないのは誠に愚かなことである。
その後、テレビニュースで、”サロンで被害を受けた”という女性のインタビューが放映されたのを見た大阪サロン関係者は、この被害者が大阪サロンの客Aさん(31)であると特定した。
するとサロン側は、他の客に対してAさんがこれまでサロンでどのような言動をしていたかを紙に書かせ、反論の材料作りを始めた。
下記は後日、大阪サロンの客に対して配布された文面だ。
お客様各位 平成19年12月25日
有限会社えんとらんすわーるどヒルズ
『この度は一連の報道に関してご説明が遅くなり、お客様にはご不安をおかけいたしまして大変申し訳ございませんでした。神様・神書を書かれた方を中心に持ち、ご自信の体験された事実と結果で判断していただけますようお願いいたします。
報道されております会社はえんとらんすわーるどヒルズとは別会社であり、運営などの情報共有は一切行われておりませんので、こちらとしても事実関係の確認を致しかねております。
私共は今後も、御霊光を受けたり、鑑定結果を実行したりすることによって、健康や仕事、人間関係をより良く変えていただける素晴らしさをしっかりお伝えしていき、お客様にご満足いただける対応に努力していく所存でございます。
今後御霊光が受けられなくなるのではとサロンまでたくさんのお問合せをいただきましたが、引き続きサロンにて対応させていただきますので、どうぞご安心してお越しくださいませ。』
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えんとらんすわーるどヒルズ本社もこの後家宅捜索を受け、2008年1月22日には代官山プラザを退去せざるを得なくなるのだが・・・。
本社が家宅捜索を受けた件や、本社がそれまで入居していたマンションを退去せざるを得なくなった件は、大阪サロンの客にはどのように説明しているのだろうか。
K野H絵先生、なんと言って客に説明したの? また適当なウソをついているの?
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