この春日居サロンについて現在分かっていることは、次のような内容だ。

●経営者
　このサロンを経営しているのは上記名刺に名前が載っている、渡■夕■■だ。
　彼女は、すぐ近くにある病院の看護士をしていたが、同時にこの家を自宅兼サロンとして使用してヒーリングサロンを経営していた。
　渡■は、「もうこのサロンの仕事一本に絞りたいんだけど、病院側が『どうしてもいてくれなきゃ困る』って引き留めているので、週２〜３回だけ働いている」。「その病院から、このサロンに通っている看護師さんもいる」などと話していた。
　サロンで客の応対をする際にも、この病院の白衣を着たままのこともあった。
　彼女がサロンと出会ったのは持病のリューマチが原因であったとのことだ。彼女が神世界に出会いこの仕事をするようになった後、彼女の息子敬■もサロンの仕事に携わるようになった。敬■は、大学卒業後他の企業に勤めていたが、そこを辞めてサロンの経営に加わった（敬■は後に光■聿■と改名している）。
　敬■の大学時代の友人等も誘われ、結構若い女性が多く出入りしていた。このサロンで改名を勧められ、家裁（簡裁？）へ申し出て戸籍の名前まで改名した女性や、それまで勤めていた会社を辞めてサロンの手伝いをするようになった女性などもいた。

●関連サロン
　２００４年頃、この一戸建の春日居サロンとは別に、甲府東中学校前（南側）のマンション最上階に自宅兼サロンを構えた。リューマチで動きづらいのに最上階にしたのは、「神様の上に他の者が住んでいるのは神様に失礼に当たる」という理由だ。これが甲府サロンと呼ばれているものだと思われる。
　それ以後、甲府東中学校前のマンションを住居兼サロンとして、春日居の一戸建をサロン専用という形にした。
　また、敬■は東京の五反田にサロンを構え、月に数回山梨に帰ってくるという形になった。

●御霊水
　このサロンでは、ブルボンの「出羽三山の水」を使っていた。「いろいろ調べたら、出羽の水が一番水質がいいから」とのことだった。

●営業活動
　他のサロンに関する記事でも紹介したが、春日居サロンに関して、”山梨の掲示板”に下記のような書き込みがされていた。
　最近春○居サロンとかいうヒーリングをやっているとかいうお店のさくら＆勧誘があちこちに（商店のスタッフへの勧誘目的）出没してます。
　最近あちこちの商店にその勧誘の方（←非常にしつこい）が歩き回って勧誘活動をしています。最初はお客様のフリで入店し、親しげにいろんな話題で話しかけてきます。初対面にしては親しすぎないかぐらいに話しかけてきてお店や個人に関することをいろいろ聞いて来ます。
　お客様だと思えばきつい事も言えずそれなりに応対せざるを得のが接客業の弱みでなんとなく話しに付き合ってしまうのですが最終的にはその春○居サロンというところでシミがきえた、ストレスがなくなった、運命が変わった、どんな人生の悪い位置に居る人も行くだけで逆転、そこに行くだけでプラスのパワーが身に付く等の宣伝を延々と繰り返します。
　興味がないと言っても自分の経験した感動を伝えたいなどとしつこく食い下がってきます。その勧誘の女性は自分は従業員ではなくあくまでもそこのお客であると主張しますが絶対にサクラです。うっかり気を許して個人的な事を話したりしないよう気をつけてください。友達になりたいなんて嘘ですから。うっかり連絡先を教えようものならさらにしつこい電話勧誘を受けるだけですよ。
　現在は甲府中心部の商店を例のお客のフリで訪問し、同様の迷惑行為を続けているようです。知り合いのところにも同じくその勧誘の人が出没し、同様のことをしています。もしそのお店の関係者の方でここをご覧になっていましたら迷惑なので早急にやめていただきたいです。内容も詐欺まがいですし不快です。

●勧誘を受けて
　このサロンにしばらく通っていたＡさんは、次のように述べている。

　始めのうちは、「先輩が勧めてくれたところだし・・・」、「気功みたいなものだろう」程度に考えていたのですが、しばらく通ってみるとその内容は宗教のようにも思われた（宗教にしてもバカバカしい内容だったが）。
　スタッフに、「何か宗教と変わらないですね」というと、「ここは宗教じゃなくて有限会社ですよ。言うなれば、幸せを買う会社って考えて」と、少々怖い笑顔で言われた。
　渡■は甲府に転居後、ベッドから落ちるか何かで大けがをして医者に運ばれた（平成１７年１月頃）。
　「医者で薬を使ったんじゃないですか？」と聞いたら、「そうだけど、ここのスタッフにお願いして一斉に、大量のご霊光を送ってもらったの。それで薬の毒素は消えるから大丈夫なのよ」と言っていた（笑）。

　このようなことがいろいろあり、バカバカしくなって行かなくなったら、サロンのスタッフからしつこく電話。「払うお金がありません」というと、「生命保険に入ってない？それを解約しなさいよ。ご霊光を浴びていればどうせ病気にはならないから大丈夫」などとも言われた。
　スタッフからの電話は相当にしつこく、こちらもいろいろな理由をつけて断り続けたが、スタッフが電話をかけてこなくなるまでにかなりの時間を要した。
　会話の中で、「三田佳子さんの元・自宅がサロンになっていて、実は有名人も結構来ているんだよ」という話を聞いたことがある。この話からするとびびっと系列？とも考えられるが、系列についてはよくわからない。
　家族ぐるみで入信しているという女子高校生もいた。敬■の占い（？）によって進学先を決めたり、改名もしていたようで、「友達に（改名を）自慢しちゃった」と浮き浮きして話していた。