続いて、京都御所にほど近い場所を訪れた。
京都の街は東西の通り名として、北から順番に一条通り、二条通り・・・・十条通りという名称がつけられている。
(以下は写真を参照しながら)京都御所の西側、角に和菓子店、「とらや」があるところが一条通りの入口だ。
この一条通りを西に向かって約300メートルほど入っていくと、左手に「上京税務署」がある。税務署前から更に50メートルほど進むと、「西之口町」だ。
左手に「クマノ薬品」という小さな薬屋がある。
この付近には、やたらと100円パーキングがたくさんあるが、この薬屋の向かい側にも2台だけ止まれる100円パーキングがある。
そのパーキングの横にある細い路地を7メートルほど入って行くと比較的新しい二階建ての家が建っている。壁は明るいクリーム色、屋根や塀は茶色のかわいい感じの家だ。
この家の郵便ポストには「●●●●yama」の文字が書かれていた。この名前は、えんとらんすグループのトップの名前と同じではないか!
(有)神世界は自らを、「宗教ではありません。会社です」と言い張っている。
しかし、こんな会社がどこにあるか。ヒーリングサロンとして不特定多数の客を相手にして、”まともな”商売を行う会社であれば、看板を出したり、訪ねてきた客がすぐに分かるような表示を行うのが普通だろう。
このように批判すると必ず返ってくるのが、「会社である前に御神業です」という言い訳だ。はあ〜?宗教ではないと言っておいて二言目にはそんな言い訳かい? 「詭弁」という言葉はそのようなバカげた言い訳で他人をたぶらかそうとすることを言うんだ。
こうして(有)神世界関連サロンを見て回ると、どこのサロンもまともな営業をしている会社の表情はなく、個人宅でひっそりと身を隠しながら営業しているようにしか見えない。
世間から身を隠し、捜査当局や国税事務所、マスコミ等に気づかれないようにしながら、その陰で多くの女性を食い物にしている会社、それが神世界だ。「女性の敵」という言葉が最もよく当てはまる会社、それが(有)神世界だ。
悪人にも色々あるが、か弱い女性を狙い、女性達を経済的にも精神的にもボロボロにしてしまうこうした犯罪者は、レイプ犯にも似た最も卑劣な犯罪者だ。
これまでもそうした印象は感じていたが、実際に現地を訪れ、自分の目で見て、その印象は、「確信」に変わった。