第11回口頭弁論を傍聴した人から寄せられた感想や意見など
年末の霞ヶ関界隈は、街を歩く人々がいつもより早足に感じられた。その中を東京地裁に向かった。
今年最後の口頭弁論は、一名の被告側代理人の到着が遅れており、法廷からわざわざ弁護士事務所に電話を入れたり、裁判長が「少し待ってみましょう」と様子をみたりしながら10分遅れて開廷した。その後開廷時間から20分以上も遅れてこの代理人が到着したが、”このたるみ具合はないのでは!”と一斉に厳しい視線が彼に注がれた。
口頭弁論の冒頭、裁判長から「○○さんという方から被告全員を相手に損害賠償が出たので、今後は併合して進行する予定」という報告があった。
その後、準備書面の陳述や認否、個別の不法行為などの未提出部分を「年内に必ず提出する」と神世界、E2、えんとらんすアカサカが約束した。
これまでこれらの作業は次回までには提出すると口頭弁論の度に約束されてきたものだが、それが守られずにここまで持ち越してきた。口頭弁論と口頭弁論の間にはひと月からふた月もの期間があったにもかかわらずだ。法廷内での約束は極めて厳粛なものと思っていたが、神世界側代理人のこうした態度は素人の理解が及ばないことであった。
このあと、プラス花が「他と切り離して裁判してほしい。原告代理人から畏怖誤診させたという言葉を使われたが、書かれていることが違うので早く尋問してほしい」と訴えた。
これに対して裁判長は「多くの人が関わっているので歳月が必要で、尋問に移ったとしても手短かな口頭での説明になる。その為、現段階で主張を出し合い、どこが違うのかを見て主張の整理が出来たら尋問になる」と、このまま進行していく考えが変わらないことを説明。ただこの裁判を来年10月には終結するという方針を再度強調された。
最後に、廣谷裁判長は来年1月に他の部に異動となり、次回2/16からは裁判長が変わるという報告があった。
4月の口頭弁論期日は、4/27(水)3:30開廷(626号法廷)に決まった。
神世界側の対応がどうであれ、来年には結審となることを考えると光が見えています。
季節に関わりなく傍聴に足を運ばれた方々と、何よりもスタートからずっと頑張って下さっている原告代理人の皆様、本当にお疲れさまでした。
理不尽な世界に巻き込まれた自分を責めていましたが、理不尽を暴く為に戦って下さっているのを間近で見てきて、とても勇気づけられました、有難うございました。
来年は泣いていた人も笑顔で年の瀬を迎えられるようにと祈っています。
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