第6回口頭弁論(2010.04.21)傍聴の感想や意見


本日は引続き準備書面のやり取りが行われた中で、被告側から「不知」とされたものが多かった。この為、原告弁護人が、「具体的な理由も無しに不知と書くのは今後避けてもらいたい」と改めて要求した。「宗教色を隠して人を確保し、抜け出られなくなった時点で更に金を要求していった事実関係があるにもかかわらず、不知と繰り返すのはおかしい。又、最近になって被告は宗教と言い出しているが、いつの時期からこうなったか書いてもらいたい」という原告弁護人の問いかけに対し、被告代理人は、「いつから変わったのか時期はわからない」などと無責任な答えに終始した。

当然知っている筈の他の事柄にも「不知」としているのは明らかにおかしい、と誰もが思う中で、こうした見苦しい弁論姿勢を見るにつけ、被告側は裁判長の心証を著しく悪くしている印象を受けました。
外国人相手の、通訳を必要とするような訴訟ではない訳で、我々日本人に理解できる陳述をしてほしいと思います。知っていることは正直に認め、認めない場合は理由をはっきり書く、という誠意ある態度を要求します。

今日は個人個人の被害状況をまとめた分厚いファイルが裁判長に手渡されましたので、これに基づいて神世界が行ってきた詐欺・恐喝行為が集約されてくるものと思われます。神世界弁護人がいつまでも「不知」と言う余裕はなくなることが期待されます。

一方で、今日もたくさんの原告弁護人の皆様が出席されていましたことを改めて感謝いたしております。

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Happy Flavor Senseにも第6回口頭弁論に関する記事が掲載されています。